企業の宣伝活動にインターネットが用いられる機会が増えました。
なかでも、通信網と端末の発達により需要が高まっているのが動画配信サービスの利用です。販路の拡大や知名度の向上、求人のための企業アピールなど目的に合わせてさまざまな運用ができます。しかし、動画配信には無料と有料のサービスがあり、メリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
無料の動画配信サービスのメリットは3つあり、手軽に始められてコストを抑えられることが挙げられます。資料映像などがすでにある場合は、まったく費用をかけずに、その日から動画を配信できます。またSNSを含めた無料動画配信は拡散力が高いことも魅力です。利用者の多い配信サービスなら、爆発的に拡散する可能性もあります。
一方で、配信した後は情報のコントロールが難しいというデメリットもあります。場合によっては第3者に動画を複製され、インターネット上からの完全な削除が困難になり、転用されるケースも考えられます。
有料の動画配信サービスでは、動画の暗号化やストリーミング配信などによる高いセキュリティがメリットです。また、企業に合わせて幅広いカスタマイズができます。有料ではサポート体制も充実している配信サービスが多く、動画配信に不安を抱えている場合には解消してくれるでしょう。
デメリットはコストがかかることです。配信する動画を新しく作ったり、動画の製作を外注したりすればさらに費用が必要になります。